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債務管理クラウド「マネーフォワード クラウド債務支払」、支払依頼作成画面のリニューアルなどを実施
通知送信機能、為替レート設定機能の追加なども
2025年4月30日 14:09
株式会社マネーフォワードは28日、クラウド型債務管理システム「マネーフォワード クラウド債務支払」を機能アップデートしたと発表した。支払依頼作成作業の際の抜け漏れを防ぎ、業務効率化を支援する機能や、受領請求書のAPI連携機能などが追加されている。
マネーフォワード クラウド債務支払は、請求書データの保存・入力を自動化し、事前の購買申請から請求書の支払までをクラウド上で完結できる債務管理システムである。
今回の機能アップデートでは、まず「支払依頼作成画面」をリニューアルした。請求書のプレビュー表示の拡大や複数ページのスクロール、文字ベースのPDFであればテキストのコピーなどが可能になり、操作性が向上しているという。加えて、請求書画面を別ウィンドウで表示することもできる。
また、請求書を受領すると、担当者にメールや社内のコミュニケーションツールを経由して通知を届けられる「通知送信機能」が追加されたほか、受領請求書のデータを他システムと連携しやすくなるよう、受領請求書のAPIを公開した。これにより、例えば、基幹システムで発注管理をしている利用者は基幹システムとの連携が可能になるため、発注との突合管理などが効率化できるとしている。
さらに、「為替レートの設定」機能が追加された。支払い依頼の編集を行う際に、取引日と通貨を選ぶだけで自動的にレートが設定されるので、外貨の請求書処理がスムーズに行えるとのこと。海外通貨・レート・摘要期間の事前登録も可能になっている。