三菱総研DCS、米Databricks、MILIZEの3社が協業、金融機関のビジネスシーンに沿ったデータ利活用ソリューションを提供

　三菱総研DCS株式会社は23日、金融業に特化したデータ利活用トータルソリューションの提供に向け、米DatabricksとSI・コンサルティングパートナー契約を、また株式会社MILIZEとは協業契約を締結したと発表した。

　今回の3社による協業では、各社の金融業界での実績と多様なノウハウを持ち寄り、同業界に特化した、データ利活用を促進するソリューション構築に取り組むという。具体的には、三菱総研DCSがデータ利活用における企画から設計・構築・導入・運用までをトータルで請け負うシステムインテグレーションを提供。Databricksは、データ統合・分析・機械学習を一体化したクラウド基盤「レイクハウスプラットフォーム」を提供する。またMILIZEは、AI・データ解析を活用し、金融分野に特化した高度なシミュレーション等を実現する「AI活用データ分析サービス」を提供するとのこと。

　こうして、金融機関のビジネスシーンに沿った「金融系データ利活用トータルソリューション」を提供することにより、顧客接点のサービス向上・分析基盤の集約など、金融業界が直面する、複雑なデータ利活用の課題解決を促すとしている。