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UiPath、ソフトウェアテストにAIエージェントを導入する「UiPath Test Cloud」を発表
2025年4月15日 09:00
UiPath株式会社は14日、ソフトウェアテストにAIエージェントを導入するためのソリューション「UiPath Test Cloud」の提供開始を発表した。
UiPath Test Cloudは、ソフトウェアテストチームに、エンドツーエンドの自動化を備えた最新の企業用アプリケーションと、テスト担当者のニーズに対応したデプロイ環境を提供する、フル機能のテストサービス。
UiPath AutopilotなどのAIエージェントや、Agent Builderで構築されたテストエージェントを専門家に提供。これらのエージェントがテストライフサイクル全体を通じて協力的なパートナーとして機能することで、品質保証チームがエージェンティックテスティングを実現できるようにする。テスト担当者がAIを活用することで、市場投入までの時間を短縮し、生産の安定性を向上させ、より高品質なソフトウェアの顧客への提供を可能にする。
Autopilot for Testersは、ビルトインおよびカスタマイズ可能なAIの幅広いコレクションを搭載した、すぐに利用可能なエージェント。エージェントによるテスト設計、テスト自動化、テスト管理により、テストライフサイクルを加速する。
Agent Builderは、個別のテストニーズに合わせたカスタムAIエージェントを構築するためのツールキット。チームは、必要なエージェントを必要な時に、独自の仕様に合わせて作成できる。
UiPathでは、エージェンティックテスティングは、テスト担当者の仕事を広げ、スピーディかつ簡素化することで、生産性と仕事に対する満足度を高めると説明。UiPath Test Cloudを使用することで、企業はフル機能のエージェンティックテスティングのメリットを享受でき、SAPやOracleなどの最新ウェブ、モバイル、エンタープライズアプリケーションのあらゆるUIやAPIのテストを自動化し、業界認定のセキュアなアプリケーションテスト、監査、ロール管理、および一元化された資格情報を備えた、プロダクショングレードのアーキテクチャを活用できるとしている。
エンタープライズ対応のエージェンティックテスト機能は、CI/CD統合、ALM統合、バージョン管理、Webhookにおいてオープンで柔軟かつ責任あるものとなる。さらに、UiPath AI Trust Layerにより、エージェンティックテスティング機能がセキュリティ、安全性、ガバナンスの最高基準を満たしていることを保証する。
さらに、全社規模の自動化により、ユーザーはチーム間でコンポーネントを共有および再利用でき、マーケットプレイス、スニペットとライブラリ、オブジェクトリポジトリ、およびアセット管理を活用できるとしている。