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日立ソリューションズ、「Microsoft Fabricに関する導入支援サービス」を提供

 株式会社日立ソリューションズは31日、「Microsoft Dynamics 365」の構築支援ソリューションのラインアップに、「Microsoft Fabricに関する導入支援サービス」を追加し、4月1日に提供開始すると発表した。

 サービスは、データ活用に必要な機能を統合したMicrosoft Fabricを活用し、導入コンサルティングからPoC、構築など、企業のニーズに合わせたサービスメニューを提供する。

 顧客の業務やKPIに沿った、ダッシュボードの項目やデザインのカスタマイズにも対応。経験豊富なエンジニアによる演習形式でのトレーニングも提供し、BIツールやデータレイクの取り扱い、ELTツールを用いたデータ加工や集計、クレンジングなどについて学べる、シチズンデータサイエンティストの育成メニューも提供する。

 自社のERPやCRMをはじめ、オープンデータも含めた多様なデータソースと連携し、データのサイロ化を解消して、さまざまな社員がデータにアクセスして業務に活用できるようにする。企業のニーズや課題を掘り起こし、最適な活用方法を提案する。

 ERPやCRMなどのシステムと連携し、グローバルでの経営の可視化やスピーディーな分析を実現。日立ソリューションズは、Dynamics 365をはじめとするERPやCRMのパッケージ構築をグローバルに支援してきた実績を持っており、Microsoft Fabricのスムーズな導入を支援し、経営の可視化やスピーディーな分析を実現する。

 Microsoft Fabricに関する導入支援サービスの価格は個別見積もり。日立ソリューションズは、マイクロソフトとのグローバルでのパートナーシップで培ってきたグローバル展開も含めたERPやCRM、Microsoft Power Platformの構築実績を生かし、経営状況や課題をスピーディーに把握できる環境を整え、データドリブン経営を強力に推進するとしている。

「Microsoft Fabricに関する導入支援サービス」の概要
「Microsoft Fabric」を利用した全社データ利活用基盤のイメージ