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NECネッツエスアイ、「産業セキュリティ運用サービス」を強化しTXOneのエンドポイント保護製品を追加
2025年3月31日 08:00
NECネッツエスアイ株式会社は28日、工場内SOCサービス「産業セキュリティ運用サービス」を強化し、TXOne Networks Japan合同会社(以下、TXOne)のエンドポイント保護ソリューション「Stellar」を追加すると発表した。これにより、OTネットワークの監視や保護だけではなく、OTデバイスの保護や不審な外部機器の接続を検知にも対応する。
「産業セキュリティ運用サービス」は、工場のネットワーク環境を監視するサービス。強化されたサービスでは、NECネッツエスアイ独自の脅威インテリジェンスとTXOneが提供する「TXOne Networks EdgeFire/EdgeIPS」「TXOne Networks Stellar」の脅威インテリジェンスを併用し、セキュリティアナリストが利用企業の工場ネットワークを監視する。また、統合脅威管理機器やエンドポイントセキュリティなど、ほかのセキュリティ製品も監視対象としている場合、より総合的な脅威の監視を実現可能とした。
脅威が検出された場合は速やかに解析し、リスクレベルを判断するとともに、解析した結果に基づき、発生したインシデントの対策に必要な推奨手順を利用企業に案内するという。また、ネットワークから隔離が必要と判断した場合は、同社のセキュリティアナリストがリモートから緊急隔離対応を実行する。利用企業に代わり、「TXOne Networks EdgeFire/EdgeIPS」「TXOne Networks Stellar」で検知した攻撃通信の送信元IPアドレスからの通信を、ファイアウォールでブロックすることも可能とのこと。
なお、機器のインシデント検知状況や傾向、監視状況等を月次レポートとしてまとめ、報告するオプションも提供可能だ。
価格は月額15万円(税込)から。別途、初期構築費用が必要となる。