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NTTデータ関西、業種特化型のテンプレートを活用した販売管理システム「BIZXIM販売」を提供

 株式会社NTTデータ関西は27日、BIZXIMシリーズの新たなラインアップとして、業種特化型のテンプレートを活用した販売管理システム「BIZXIM販売」を4月から提供すると発表した。

 BIZXIM販売は、業種ごとの商習慣や業務フローに対応できるテンプレートを用い、柔軟に他システムとの連携やカスタマイズができる販売管理システム。

システム鳥瞰図例

 業態ごとの最適なテンプレートを複数用意しており、企業の業務要件に合わせてカスタマイズが可能。さらに、多彩なオプションやモジュールを追加することで、業務に合わせたシステム構築や機能拡張が可能になり、導入後のイメージとの乖離(かいり)を抑えられる。これにより、業務の効率化を図り、システム導入後のスムーズな運用を実現する。

 従来のパッケージ製品では対応が難しい要件も、NTTデータ関西の自社開発基盤(BIZXIM-FW)を活用することで柔軟に対応が可能。特に、販売管理のコア機能についての変更も可能であるため、企業の業務に合わせて、柔軟な対応や拡張ができるとしている。

 システムは、一般的なユーザー課金モデルではなく、CPU課金モデルを採用しており、ライセンスコストを抑制できる。この料金体系により、企業は実際に使用するリソースに基づいてコストを管理でき、無駄な支出を削減できる。また、パッケージ製品に比べてサポート停止期間が柔軟で、長期的なコストメリットを受けられる。

 ファーストユーザーとして、給水栓メーカーの株式会社カクダイの導入が決定しており、導入により、業務の効率化とシステム運用コストの最適化が期待されるとしている。

 NTTデータ関西は今後、BIZXIM販売を機械部品卸業や鉄鋼卸業、金属製品卸業、生鮮流通卸業などに提供する。加えて、外資系ERPのフロントシステムとしての活用や、さまざまな業種へテンプレートを拡大していく予定で、最新のアーキテクチャを活用し、顧客の業務に最適な販売管理システムを提供することで、業務効率化とコスト削減に貢献するとしている。