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パーソルクロステクノロジー、“非推奨”となったWSUSからの移行と新システムの構築を支援するサービス
2025年2月14日 06:00
パーソルクロステクノロジー株式会社は13日、Windows Server Update Services(WSUS)から新たなセキュリティパッチ管理環境への移行を支援する「パッチ管理効率化ソリューション」を提供開始すると発表した。
Microsoftでは2024年9月、WSUSを将来的に非推奨とする計画を発表し、新機能の開発・実装を停止することを明らかにした。WSUSはWindows Server 2025にも搭載されており、しばらくの間は利用を継続できるものの、同社によれば、非推奨化されたWSUSを使い続けることで、セキュリティパッチを適切に更新できないといったリスクを抱えてしまうという。
そこで、こうした状況を受け、企業が利用中の社内サーバーやクライアント端末に対するセキュリティパッチ管理対応を支援するために、「パッチ管理効率化ソリューション」を提供。システムの再構築とWSUSからの移行を支援するとした。
なおソリューションでは、Azure Update ManagerとMicrosoft Intuneを併用することで、サーバーとクライアント端末のパッチ管理環境を構築する。また、Azure Update Managerに移行後もオンプレミスのサーバーを管理したい場合は、Azure Arcを構築することにより、ほかのクラウド環境やオンプレミスサーバーの管理も継続可能とした。
さらに、Azure Update Managerへの移行後は、セキュリティパッチ管理をそのままアウトソースすることも可能。構築と運用を同じ部署が担当するため、構築後のサポートもスムーズに行えるとしている。
なおパーソルクロステクノロジーでは、Microsoftのクラウドサービスのスペシャリストとして、同社と10年以上にわたって協業しているため、安心してサービスを任せられるとのことだ。