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テリロジー、Sumo LogicのSIEMとSKYSEA Client Viewを組み合わせた内部不正対策を提供
2025年2月14日 11:00
株式会社テリロジーは12日、同社が国内で販売するSumo Logicの次世代クラウドSIEMと、Sky株式会社が提供する「SKYSEA Client View」を連携させて実現する、内部不正対策ソリューションのマネージドセキュリティサービス(以下、MSS)を、グループ会社のアイティーエム株式会社と共創し、2月に提供開始したと発表した。
テリロジーでは、内部不正などのリスクを把握する有効な手段として、SkyのSKYSEA Client Viewで管理しているクライアント端末の操作ログと、Sumo Logicの次世代クラウドSIEMを組み合わせて、内部不正の疑いがあるユーザーの特定と行動を可視化し、内部不正の抑止につながるソリューションを開発した。加えて、疑いのあるユーザーを検知した後の調査報告と月次レポートなどを、アイティーエムとの共創によりMSSで提供する。
SKYSEA Client ViewのログをSumo Logicに取り込み、テリロジーおよびアイティーエムが作成した内部不正に関連するルールを基に分析し、スコアリングを行うことで、疑わしいユーザーを絞り込み、アラート発報することが可能。疑わしいユーザーが行った行動や、退職者の行動履歴が可視化可能なダッシュボードを提供する。
導入済みのSKYSEA Client Viewを活用することで、投資額を抑えて内部不正対策の実現が可能。Sumo Logicを統合ログ管理ソリューションとして活用可能で、SKYSEA Client View以外のログを統合管理するプラットフォームとしても利用できるため、管理がバラバラなログを統合管理することで、インシデント発生時の調査にも効果的だとしている。
テリロジーでは、国内で多くの導入実績を持つSKYSEA Client Viewと、Sumo Logicの次世代クラウドSIEMを連携させることで、多くの企業が課題に感じている内部不正対策を低コストで導入できると説明。加えて、アイティーエムの運用オペレーションの専門知識と、テリロジーの先進的なセキュリティ技術とサイバーセキュリティに関する技術力を融合したMSSを提供するとしている。