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三菱総研DCSなど3社、IT運用の障害管理を効率化する新サービス「スマート運用プラットフォーム」

アラートの集約と後続処理への自動連携により、迅速な対応を実現

 三菱総研DCS株式会社、株式会社ユニリタ、株式会社フィックスポイントは12日、3社協力のもと、IT運用の障害管理を効率化する「スマート運用プラットフォーム」を、三菱総研DCSの新サービスとして提供すると発表した。

 「スマート運用プラットフォーム」は、企業のIT運用管理を効率化し、担当者の負荷軽減を支援するサービス。三菱総研DCSが持つ50年以上のIT運用のノウハウと、効率的な障害検知・迅速な対応を支援するユニリタのツール「LMIS」、IT運用・管理を自動化するフィックスポイントのツール「Kompira」という、3社の強みを合わせてサービス化された。

 サービスでは、ITシステムの障害時に発生する大量のアラートを1つのプラットフォームに集約し、状況の可視化・把握・管理を実現する。また、集約したアラートを後続の処理に自動連携させる仕組みにより、属人化を排除した迅速な処理が可能。手動作業にかかる人的コスト(工数)を最適化できるため、IT戦略の立案や実行など、より上流の工程に人員を配置できるようになるとした。

 なお導入に際しては、本当に必要な機能を厳選したシンプルな運用管理プラットフォームとすることで、短期間・低予算での導入を可能にしており、最短2カ月での利用開始に対応する。

 今後は、「オペレーションの自動化」や「AI連携」といった機能を順次追加するなど、積極的な機能拡充を行う予定だ。