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IDデータセンターマネジメント、AWS環境でのOpenShift体験をサポートする「IDコンテナスタートパック for Red Hat OpenShift」を提供

 株式会社IDデータセンターマネジメントは10日、レッドハット株式会社が提供する「Red Hat OpenShift(以下、OpenShift)」を活用し、AWS(ROSA)環境と操作手順書、体験シナリオ、問い合わせ対応をひとつにパッケージ化したサービス「IDコンテナスタートパック for Red Hat OpenShift」を提供開始した。

 IDデータセンターマネジメントでは、コンテナ化されたアプリケーションを開発、デプロイ、管理するためのエンタープライズ向けプラットフォームのOpenShiftは、金融、ヘルスケア、通信といった業界での採用が進んでいるが、OpenShiftの導入を検討する企業の中には、「技術検証をしたいが、環境がないため検証できない」「構築を進めたいがノウハウが不足している」といった課題を抱えるケースが少なくないと説明。

 こうした背景を受け、拡張性のあるアプリケーションを素早くマーケットインできるように設計された、OpenShift構築環境、ツールや構築シナリオ体験、構築過程における技術的な質問へのサポート対応をひとつにまとめた、「IDコンテナスタートパック for Red Hat OpenShift」を提供すると説明。このサービスにより、企業はOpenShiftの導入をスムーズに進められ、より迅速に市場ニーズに対応できるとしている。

 「IDコンテナスタートパック for Red Hat OpenShift」は、AWS(ROSA)環境と操作手順書、体験シナリオ、問い合わせ対応をひとつにパッケージ化したサービス。「理解する」「作ってみる」「改善する」を通じて、OpenShift導入時の効果や課題を具体的に体感できる。

 手順書に合わせた作業カテゴリごとにレクチャー動画を提供し、不明点は、認定資格を持つエンジニアに質問できるため、コンテナ内のアプリケーションの構築、開発、デプロイを効率的に学習できる。体験パック利用後には、リソース使用状況、パフォーマンス指標、稼働状況、ログなどのレポートを提供する。このレポートにより、コンテナの使用状況を包括的に把握し、効率的な運用や改善に役立てられるとしている。