ニュース
NTT東日本、「おまかせサイバーみまもり」に1Gbps超向けプランとEDRをセットにしたプランを提供
2025年1月21日 08:30
東日本電信電話株式会社(以下、NTT東日本)は20日、UTMによりネットワークセキュリティ対策を強化し、有事の際に原因究明・環境復旧をサポートするサービス「おまかせサイバーみまもり」で、フレッツ 光クロスをはじめとする1Gbps超のネットワークサービス向けの「おまかせサイバーみまもりGigaプラン」と、「おまかせサイバーみまもり」と「おまかせアンチウイルスEDRプラス」などをセットで提供する「おまかせサイバーみまもりセキュリティパッケージ」の2プランを、1月27日に提供開始すると発表した。
NTT東日本では、「おまかせサイバーみまもり」「おまかせアンチウイルスEDRプラス」の両サービスは、実効性のあるセキュリティ対策として2017年にサービス提供を開始し、多くの顧客に利用されているが、昨今ではネットワークトラフィックの増加に伴い、1Gbps超対応のネットワーク回線の普及が進む半面、サイバー攻撃の手口は年々巧妙化・複雑化しており、特にランサムウェアによる被害は被害数・被害額共に依然として高い水準で推移していると説明。
こうした背景をふまえ、「おまかせサイバーみまもり」サービスを強化し、フレッツ 光クロスをはじめとする1Gbps超ネットワークサービスを活用できる「おまかせサイバーみまもりGigaプラン」と、セキュリティを一元導入できる「おまかせサイバーみまもりセキュリティパッケージ」の2プランを提供するとしている。
おまかせサイバーみまもりGigaプランは、フレッツ 光クロスをはじめとする1Gbps超ネットワークサービスを最大限に活用できるUTMと、有事の際に復旧支援するサポートを提供する。
ルーター配下に専用BOXを設置することで、不正アクセスブロック、不正侵入対策、メールセキュリティ対策、URL指定によるアクセス制御、アプリケーション利用制限の各機能を利用できる。
不正通信を検知した際には、通信状況を監視しているセキュリティサポートデスクから顧客へ連絡。また、ウイルス感染の疑いや、怪しいメールを開封してしまったなどの情報セキュリティに関する困りごとの解決も、電話でサポートする。
万が一ウイルスに感染した際は、電話などにより原因究明を行った上で、ウイルス駆除や端末の復旧をサポートする。電話などによる対応完了が困難な場合は、訪問によるOSリカバリ(月1回3台まで)を無償対応する。
おまかせサイバーみまもりGigaプランの料金(税込)は、月額2万2000円。専用BOX24時間訪問修理オプションが月額2200円。クラウドサンドボックスオプションが月額1210円。初期費用は基本工事費8250円、機器工事費1万1000円。
おまかせサイバーみまもりセキュリティパッケージは、UTM、ウイルス対策ソフトから、ウイルスの侵入を「早期発見」「感染拡大防止」するEDRまで、一元的に提供・サポートするプラン。
出入り口対策(UTM)、端末対策(ウイルス対策+EDR)をセットで提供することにより、ウイルス侵入の検知・防御からウイルス感染の早期発見までのセキュリティ機能を一元的に提供し、多様化するサイバー攻撃からの保護を実現する。
各製品(UTM、ウイルス対策、EDR)のログ収集や監視・分析だけでなく、セキュリティに関する困りごと、ウイルス駆除・復旧支援、検知内容に応じた設定変更まで、幅広く一元的にサポートする。
おまかせサイバーみまもりセキュリティパッケージの料金(税込)は、基本料金はGigaプランが2万8600円、Standardプランが2万350円、端末セキュリティライセンス追加オプションが月額1100円。初期費用は基本工事費が8250円、機器工事費が1万1000円。