ニュース

NTT東西、迷惑電話ブロック機能や音声テキスト化機能などを備えたビジネスフォン「SmartNetcommunity αZXⅡ typeS/typeM」を提供

 東日本電信電話株式会社(以下、NTT東日本)と西日本電信電話株式会社(以下、NTT西日本)は5日、中小企業向けビジネスフォン「SmartNetcommunity αZXⅡ typeS/typeM」を12月2日から提供すると発表した。

 SmartNetcommunity αZXⅡ typeS/typeMは、「SmartNetcommunity αZXシリーズ」の後継機種として、基本機能を踏襲しつつ、新たに業界初となる迷惑電話ブロック機能や、AI技術・クラウド技術を活用した音声テキスト化機能によるトラブル回避機能を備え、クラウドストレージ・ビジネスチャットアプリケーションとの連携によるリモートワーク環境下における業務改善を実現する。

 迷惑電話ブロック・国番号識別ブロック機能は、業務時間中の煩わしい営業電話や悪質な営業電話・海外からの迷惑電話をブロックし、顧客の安全と業務に専念できる時間を守る。

 音声AI技術を用いた音声テキスト化機能は、録音された通話データを音声AI技術により、文字起こし(テキスト化)し、通話内容を確認できる。会話の聞き逃しや、カスタマーハラスメントなどによるトラブルを防ぐ手助けをする。

 各種クラウドサービスとの連携機能は、NTT東日本では各種UCサービス(Microsoft Teams、Webexなど)との連携により、アプリケーション上からの外線発着信や内線通話を可能とし、シームレスな通話環境を実現する(2025年度予定)機能を提供。また、コワークストレージ連携として、通話録音内容を自動的にオンラインストレージへ自動アップロードできるため、災害時などにおける通話録音データの消失を防ぎつつ、外出先でもPC・モバイル端末で通話録音内容を確認可能にする。

 NTT西日本では、通話録音内容が「おまかせクラウドストレージ」に自動でアップロードされ、外出先からPCやモバイル端末で通話録音内容を確認でき、災害や故障での通話録音データの消失も防ぐ機能を提供。また、ビジネスチャット「elgana」との連携により、外出先でも会社にかかってきた電話やFAX受信をチャットで確認できる機能を提供する。

 デザイン面では、緩やかで美しい曲面の「スリムカーブ」デザインとし、オフィスに溶け込むデザインに一新した。

 SmartNetcommunity αZXⅡ typeSは、収容外線数が最大8ch、内線電話機数が最大10台。SmartNetcommunity αZXⅡ typeMは、収容外線数が最大12ch、内線電話機数が最大40台(システム容量ライセンス利用時)。価格は要問い合わせ。