ニュース

NTT東日本、クラウドPBXを閉域接続で利用できる「ひかりクラウド電話 ダイレクトforひかりクラウドPBX」を提供

 東日本電信電話株式会社(以下、NTT東日本)は27日、1月に提供を開始した閉域接続サービス「ひかりクラウド電話 ダイレクト for Webex Calling」に続く、「ひかりクラウド電話 ダイレクト」の新たなラインアップとして、閉域接続機能を備え、電話をシンプルにクラウド化した「ひかりクラウド電話 ダイレクト for ひかりクラウドPBX」を提供開始した。

 ひかりクラウド電話 ダイレクト for ひかりクラウドPBXは、顧客拠点に設置する汎用ルーターから、内線電話機能をクラウド化するクラウド型PBXサービス「ひかりクラウドPBX」のサーバーまでの音声通信がインターネット区間を通らず、インターネット網のトラフィック集中の影響を受けずに、安定した通話品質で利用できるサービス。

 電話をシンプルにクラウド化するとともに、トラフィック集中の影響を受けない安定した音声通話の提供を通じて、顧客の快適な電話環境の実現、業務生産性の向上に貢献する。

 また、万が一の不具合時にも、通話区間がサービスの閉域網内に閉じるため、NTT東日本による一元的な切り分けサポート/汎用ルーターの遠隔サポートが可能となる。汎用ルーターの不具合申告時には、遠隔からの状態確認を実施。また、レンタルの場合は、故障時の一元受付や派遣手配も行う。その他の音声通信異常時や品質劣化時には、顧客の利用端末との疎通状態の確認/切り分けや、ルーターと事業者サーバー間(閉域区間)の疎通状態の確認/切り分けなども実施する。

 サービスでは専用アプリケーションを用いて、自宅や外出先からオフィスの電話番号で発着信が可能になり、NTT東日本製のビジネスフォンであるSmartNetcommunity αA1およびαZXのIP電話機を利用できる。

 ひかりクラウド電話 ダイレクトfor ひかりクラウドPBX 通常プランの月額利用料(税込)は、1番号につき月額1430円。閉域接続が1回線につき月額4950円。サービス提供エリアは東日本エリア全域。また、サービスの利用に際しては、ひかりクラウドPBXの契約が別途必要となる。