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freee、自社プロダクトのメニューバーデザインを共通化し一貫した操作性を提供へ

必要な情報を集約して表示できる従業員向けポータルも提供予定

 フリー株式会社(以下、freee)は18日、自社が提供する各製品・サービス(以下、プロダクト)のメニューバーデザインについて、共通化を実施したと発表した。また、各プロダクトで発生する業務や情報を統合して利用できるよう、「従業員ポータル機能」を10月30日より提供開始する予定。

 freeeでは、「統合」というコンセプトのもと、データの統合、機能連携における統合を通じて各プロダクト上で価値を提供してきたが、今回はメニューバーデザインの共通化により、各プロダクトのメニュー部分の表示方法を統一化し、操作性の統合体験を提供するという。

 まずは「freee人事労務」「freee請求書」において画面の共通化を行い、「freee会計」はβ版として提供を開始した。その他のプロダクトでも、順次リニューアルしていく予定。複数のプロダクトを利用する際の操作が一貫していることで、従業員の学習コストを減らし、スムーズに利用を開始できるようになるとしている。

 また、各プロダクトで発生する業務や情報を統合して利用できる機能として、「従業員ポータル機能」の提供も開始する。このポータルでは、管理部門からの依頼など、自身に割り当てられているタスクの確認や、各種申請をはじめとする業務メニューへのアクセス、勤怠打刻などを行えるとした。

 同社では、同機能によって従業員に必要な情報を集約して表示できるため、個別のコミュニケーションを減らせると、そのメリットをアピールしている。