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セゾンテクノロジーとウイングアーク1stが協業、データ連携に必要な工数の削減を支援

HULFT SquareとMotionBoard Cloud、Dr.Sum Cloudを連携

 株式会社セゾンテクノロジーとウイングアーク1st株式会社は9日、ウイングアーク1stのクラウド型BIダッシュボード「MotionBoard Cloud」、クラウド型データ分析基盤「Dr.Sum Cloud」と、セゾンテクノロジーのiPaaS(クラウド型データ連携プラットフォーム)「HULFT Square」の連携ソリューションを、同日より提供開始すると発表した。

 MotionBoardは、さまざまなデータを分析し、直感的な操作性でリアルタイムに状況を把握できるよう支援するBIダッシュボード。Dr.Sumは、散在する企業のデータを統合・活用するためのデータ分析基盤で、それぞれ、クラウド版のMotionBoard Cloud、Dr.Sum Cloudも用意されている。

 一方のHULFT Squareは、オンプレミス・クラウド・SaaSなどの環境に分散し管理されているさまざまなデータを、業務システム間、業種、国・地域をまたぎデータ連携できるように支援するiPaaS。

 このHULFT Squareでは、あらかじめ作成されたデータ連携スクリプトを、再利用しやすいようにパッケージ化し提供する「HULFT Squareアプリケーション」を提供しているが、今回発表した連携ソリューションでは、MotionBoard Cloud、Dr.Sum Cloud、HULFT Square間でデータを相互に連携するアプリケーションテンプレートを、HULFT Square上で無償提供する。

 これを利用することで、HULFT Squareによって収集・加工した、さまざまなシステムからのデータを、テンプレートとしてパッケージ化されたデータ連携スクリプトを介してMotionBoard Cloud、Dr.Sum Cloudに連携することで、データ収集の自動化と、情報システム部門の工数削減が図れるとのこと。

 またノーコード開発により、経営企画部門や営業・マーケティング部門など、ビジネスの現場部門主導での、MotionBoard Cloud、Dr.Sum Cloudを用いたデータ活用を促進するとした。

「MotionBoard」「Dr.Sum」と「HULFT Square」のデータ連携イメージ