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エクイニクス、東京都心でデータセンター「TY15」をサービス提供開始

 米Equinix(以下、エクイニクス)は27日、東京品川キャンパスで都内12カ所目となるIBXデータセンター「TY15」のサービス提供を開始したと発表した。

 TY15は、完全稼働時には首都圏エリアで最大規模の3700キャビネットの収容能力を備え、多様な冷却ニーズに対応できるデータセンター。建物躯体にかかわる設計および施工は、大和ハウス工業株式会社の「DPDCプロジェクト」として実施し、同社が手掛けた初の都心型データセンターとなる。

TY15エントランス

 エクイニクスでは、TY15は都内最大のネットワークエコシステムを持つエクイニクスの「TY2」にダイレクトにファイバー接続され、企業、クラウドサービスプロバイダーやネットワークサービスプロバイダーに、新たなインターコネクションやデジタルサービスを提供するプレミア拠点となると説明。

 また、昨今の加速するパブリックAIのための柔軟なマルチクラウド接続環境と、ワークロードの低遅延の実現や、プライベートAIのためのGPUプラットフォームの導入を可能にする液体冷却にも対応したサステナブルなデータセンターになるとしている。