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A10、第6世代ハードウェアプラットフォームを採用した新エントリーモデル「A10 Thunder 1060S」を日本で提供開始

 A10ネットワークス株式会社(以下、A10)は9日、アプリケーションサービスゲートウェイ「A10 Thunder」シリーズで、第6世代ハードウェアプラットフォームを採用したエントリーモデル「A10 Thunder 1060S」を日本市場で提供開始すると発表した。

 A10では、クラウドとオンプレミスを併用する企業が増え、それらをつなげるハイブリッドネットワークも広まりを見せており、セキュアなリモートアクセスや柔軟なトラフィック制御、暗号化通信への対応など、今日の企業ネットワークに必要な機能を備え、コストパフォーマンスに優れたネットワーク機器が求められていると説明。こうした市場背景に対応するため、第6世代ハードウェアプラットフォームによる新エントリーモデルを開発したとしている。

 A10 Thunder 1060Sは、ネットワークインターフェイスとして、1000BASE-T、10G/25Gファイバーポート、1G/10Gファイバーポートを有する、1Uサイズの製品。新しいライセンス体系であるモジュラーライセンスで提供され、アプリケーションスループットは25Gbpsと10Gbpsの2種類を提供する。

 TLS 1.3の高速化にも対応し、旧モデルからCPUコア数やメモリを増強するなど、他社製品と比較して高いコストパフォーマンスを実現。消費電力や発熱量、ラックスペースを少なくすることで、データセンターなどの効率化にも貢献するとしている。

A10 Thunder 1060S