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RevComm、Web会議解析AI「MiiTel Meetings」に議事録を自由な指示文で生成できる「フリーフォーマット議事録」機能を追加

 株式会社RevCommは6日、Web会議解析AI「MiiTel Meetings」に、議事録を自由な指示文(プロンプト)で作成できる「フリーフォーマット議事録」機能をリリースした。

 MiiTel Meetingsは、Zoom、Microsoft Teams、Google Meetなどのオンライン会議と連携し、AIによる文字起こしやトーク解析・音声感情認識機能、ChatGPT議事録作成機能を提供する。

 RevCommでは、MiiTel Meetings利用の広がりとともに、活用の幅も広がっており、その中で「商談以外の用途でも活用できる自由なプロンプトを利用したい」「社内におけるMiiTel Meetings利用の広がりに合わせて、さまざまな種類のフォーマットを使い分けしたい」といった要望を受けたと説明。こうしたニーズを受け、これまでの生成AI議事録作成の利便性をさらに高め、議事録として生成したい内容を生成AIに自由に指示できる機能をリリースしたとしている。

 新たにリリースするフリーフォーマット議事録機能により、プロンプトの主な構成要素である「指示」「コンテキスト」「出力インジケータ」のうち、「出力インジケータ」の型や形式をユーザーが任意で指示できるようになったほか、「指示」「コンテキスト」についてもユーザーが任意で指示できる。

 これにより、管理者画面ではフリーフォーマットで議事録のテンプレートを設定できる。利用者は「MiiTel Analytics」画面からテンプレートを選択でき、また、自身の一つの会議に対して任意のフリーフォーマットの設定もできる。テンプレートは100種類まで設定・保存できる。

 プロンプトを自由記入して作成するテンプレートの利用により、さまざまな業種、業態、商習慣に対応する議事録テンプレートを自在に設定でき、さらに、商談以外の会議、面談、面接といった場面にも幅広く活用できると説明。RevCommでは、MiiTel Meetingsのさらなる利便性向上を通じて、企業におけるWeb会議の生産性向上に寄与していくとしている。