ビジネスチャット「LINE WORKS」、OBCの「奉行Edge 支払管理電子化クラウド」と連携

　LINE WORKS株式会社は16日、ビジネスチャットを中核としたコミュニケーションツール「LINE WORKS」と、株式会社オービックビジネスコンサルタント（以下、OBC）の請求書の受領・支払業務を自動化するサービス「奉行Edge 支払管理電子化クラウド」が連携開始したと発表した。

　OBCの「奉行Edge 支払管理電子化クラウド」は、インボイス制度や電子帳簿保存法に対応した請求書の受領～支払業務を自動化するサービスで、請求書の読み取り、支払予定表作成、消込業務などを自動化することができる。

　LINE WORKSによると、同サービスの適用領域である請求書処理の業務フローにおいては、複数の担当者が関わり、業務をリレーのように引き継いで進める必要があるため、このフローをスムーズに進行させることが、“業務全体の効率化”につながる、とても重要なポイントだという。

　そこで今回は「LINE WORKS」と「奉行Edge 支払管理電子化クラウド」との連携により、こうしたコミュニケーションの円滑化を支援するとした。具体的には、「奉行Edge 支払管理電子化クラウド」が請求書の受領から支払いまでの一連の業務を自動化する一方で、「請求書の提出」や「申請内容に不備があった場合の差し戻し」など、各担当者間のコミュニケーションが必要となる場合は、連携した「LINE WORKS」が業務の流れを円滑に進める役割を担うとしている。

　また、FAXで請求書をやり取りしている企業が依然として見られるが、「LINE WORKS」との連携が可能な、株式会社ヴィンテージの「RemoFax（リモファ）」を利用すると、受信したFAXを「LINE WORKS」のトークルーム内にて、画像で受け取れるようになるため、この部分の効率化も実現できるとのこと。