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OBC、請求書のデジタル化によって業務効率化を支援する「奉行Edge 支払管理電子化クラウド」

 株式会社オービックビジネスコンサルタント(以下、OBC)は12日、請求書をデジタル化するクラウドサービス「奉行Edge 支払管理電子化クラウド」を販売開始すると発表した。電子データで受領した請求書だけでなく、紙で受領した場合もデータ化して、そのまま支払処理に活用できるため、請求書の受領から支払いまでの業務プロセスをデジタル化できるという。

 奉行Edge 支払管理電子化クラウドは、請求書のデジタル化によって業務効率化を支援するクラウドサービス。AI-OCR技術を活用して、紙やPDF、Peppolなど、さまざまな形式で受領する請求書を自動でデータ化するとともに、その後の支払い業務のプロセスを電子データで行えるようにする。受領時には、適格請求書の記載要件を自動でチェックし、制度要件に沿って請求書を自動保管するため、インボイス制度や電子帳簿保存法にも手間なく対応できるという。

 請求書の受領を起点に、一連の支払業務がデータでつながるため、支払予定管理や振込データ作成などがすべて自動化される点が特長で、紙やExcelを使用した煩雑な手作業をなくせるため、業務の生産性が向上するとした。また、勘定奉行クラウドや会計システムに連携する仕訳データも自動作成されるので、支払い後の経理処理まで手間なく完結できるとのこと。

 さらに、受領した請求書をもとに、取引先ごとの支払条件を加味して自動作成された支払予定表を、いつでもワンクリックで確認可能。支払い処理についても、消し込み結果を確認するだけで完了する。こうして、取引先ごとの請求書受領状況や自社の支払い状況が可視化されることにより、管理やチェックの手間を削減し、業務ミスや支払い漏れを防止できるとしている。

 価格は、請求書受領枚数が年間600枚、管理者1ライセンスの場合で年額15万6000円から。