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マクニカソリューションズ、OktaのIDaaS製品でログの長期保存とSaaS利用状況の可視化を実現する「MUCV for Okta」を提供

 マクニカソリューションズ株式会社は9日、米Oktaが提供するIDaaS製品「Okta Workforce Identity Cloud(以下、Okta WIC)」と連携し、操作ログの長期保存と認証SaaSライセンスの利用状況可視化を実現するデータ分析基盤「Macnica U's Case Visualizer for Okta(以下、MUCV for Okta)」を提供開始すると発表した。

 Okta WICは、従業員個人の情報、IDやパスワードなどのユーザーアカウントに必要な情報をクラウド上で管理し、クラウド経由でID認証、IDパスワード管理、シングルサインオン(SSO)、アクセス制御などを可能にするIDaaS製品。

 MUCV for Oktaは、Okta WICユーザー企業向けに開発されたデータ分析基盤で、ログの長期保存や可視化を実現する。ログを長期保存することで分析・調査の幅を広げ、また、スピーディに可視化することでセキュリティ体制強化に寄与する。

 Okta WICの標準機能ではログの保存期間は3カ月間だが、MUCV for Oktaではログストレージ機能として任意の期間で保存が可能となるため、これまで調査のため都度ログデータを手動でエクスポートしていた人的な作業が不要となる。この機能により、労力をかけずに長期のログ保管が可能になり、ユーザー企業のセキュリティレベルをより高める。

 また、Okta WICを通じて認証管理しているSaaSライセンスの利用状況を、一覧にしてダッシュボードで可視化する機能を搭載。契約しているライセンス数と実際に利用されているSaaSの利用状況の差分を可視化することで、必要以上に運用コストがかかっているSaaSライセンスを洗い出せる。

MUCVによる連携機能のメリット
実際の画面:ログの長期保管機能