ニュース

アシストがCMS新版「NOREN7 Content Server」提供、外部連携やコンテンツ作成時の機能を強化

 株式会社アシストは26日、同社が国内での独占販売権を持つ韓国I-ON COMMUNICATIONSのCMS「NOREN Content Server」において、新版「NOREN7 Content Server」(以下、NOREN7)を6月28日より提供開始すると発表した。価格は200万円(税別)から。

 NOREN Content Serverは、誰でも簡単にサイト管理を行えることを目指したCMS製品。業種・業界を問わず、企業のサイト運用で必要とされる「安全」「安定」「効率化」を実現する各種機能を備えているという。

 今回の新版では、外部連携機能を強化。HTMLファイルをNORENに取り込み、自動的にタグ変換することで、Webサイトの構築を効率的かつ迅速化できるようにした。また、コンテンツ変更や配信完了時に連携先システムへ自動通知する機能により、例えばCDN(Contents Delivery Network)のキャッシュクリアの処理プロセスを自動化するといったことが可能になり、運用の手間を削減できるとしている。

 さらに、コンテンツ配信時に、外部APIやデータベースからリアルタイムで最新情報を取得してWebページに組み込めるようにしており、コンテンツの最新化とユーザーのニーズに応じた運用を実現するとした。

 一方では、コンテンツ作成時の機能強化も実施された。従来は管理者側の領域だった入力フィールドの追加・管理を、コンテンツ作成画面で柔軟に行えるようになったため、統制を利かせつつWebページの自由度を拡大可能になったとのこと。

添付ファイルのフィールド追加もコンテンツ登録画面で柔軟に

 またコンテンツ作成画面に、頻繁に使用する入力パターンをあらかじめ登録しておく機能により、新規作成工数を削減。あわせて、コンテンツの品質チェック機能が実装され、禁止語の使用防止などによってWebサイトの信頼性が向上するとのこと。

頻繁に使用する入力パターンをあらかじめセット

 このほか、画像の編集機能強化では、サイズ変更、トリミングだけでなく、複数画像の合成、文字入れなどの高度な加工を直感的な操作で実現。承認プロセスも改善され、コメント欄の利用やファイル添付に対応したことで、修正箇所や指摘事項を画像で説明できるようになっている。