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マツリカ、クラウド営業支援ツール「Mazrica」でCRMオートメーション機能を提供
2024年6月12日 06:15
株式会社マツリカは11日、クラウド営業支援ツール「Mazrica」について、Mazrica内の営業データを設定したワークフローに沿って自動で登録/更新する、CRMオートメーション機能を提供開始した。
CRMオートメーション機能は、営業データの登録や更新、条件による処理の分岐、Slack通知やTeams通知などを掛け合わせ、さまざまな処理の組み合わせを、1ユーザーあたり月額3000円で自動的に行える。SFA/CRMで営業データを活用するために必要な入力作業を、設定されたワークフローに沿って自動で登録/更新する。
最初にオートメーションのトリガー条件を作成しておくことで、実際にヒアリングしたBANT(予算・決裁者・ニーズ・時期)情報を更新した際に、作成したオートメーションのトリガー条件である「条件を更新する」と一致するため処理が開始される。さらに、BANTの項目とも条件が一致するため、「フェーズを“案件化”に更新する」という命令が更新した案件のフェーズに対して自動的に実施される。このように情報をアップデートすることで、複数の情報を条件にあわせて自動的に更新でき、顧客情報の管理・更新の手間を減らせる。
アクションを自動作成するオートメーションでは、例えば作成日が11月1日で案件の決算月が3月である場合、作成したオートメーションの条件である「決算月は実行日より120日前」に該当するため、処理が開始される。すると、自動的に設定したアクション種目・目的・主担当者の内容通りに対象案件に対してアクションが作成される。この機能をうまく活用することで、決算月が近づいてる顧客に対して、予算通りのタイミングに合わせた提案活動の実施が可能になる。
フェーズの更新により別の案件タイプに自動登録するオートメーションでは、営業が持っている案件のフェーズを受注に更新すると、作成したトリガーの条件である「案件を更新する」と一致するため、処理が開始される。案件のフェーズが受注になった時の条件とも一致するので、「案件タイプ“CS”に登録する」といった命令が案件に対して自動的に行われる。これにより案件フェーズが進んだ時に、後工程の部門への連絡漏れを予防し、スムーズな連携が可能となる。