ニュース
マツリカの営業DXプラットフォーム「Mazrica Sales」、営業の生産性を向上させるAIアシスタントを提供
2025年11月17日 12:35
株式会社マツリカは14日、営業DXプラットフォーム「Mazrica Sales」において、人間が提案に集中するためのAIアシスタント機能を提供開始したと発表した。
ヒトがデータを探す・入力する時間を短縮し本質的な提案活動に集中するための
これにより、膨大な活動情報の中から、重要事項を短時間で
マツリカによれば、営業現場では、調査や資料作成、会議準備、報告書作成、日々のデータ入力といった、本来の提案活動以外の「非コア業務」に多くの時間が割かれているのが実情という。また、これらの業務を通じて蓄積された活動情報は、営業ナレッジとして活用可能な貴重な資産である一方で、情報が点在・分散してしまうことで、必要なタイミングで必要な情報にたどり着けないという課題があり、データドリブンな提案の質向上や、営業プロセスの効率化が阻まれているとのこと。
そこで同社は、行動実績・Next Action・目標・リスクなど、営業案件に関する情報を一元管理できるクラウド営業支援ツール「Mazrica Sales」において、営業活動データの中から必要な情報を検索し、AIが即時に要約するAIアシスタント機能の第1弾を開発・提供するとした。
同機能を利用すると、過去の類似したケースでのアクションを検索し、ヒットしたアクションでの成功要因や懸念をAIに抽出してもらうことで提案準備に生かすことが可能。加えて、営業担当が今週の自分のアクションを検索し、週報フォーマットに沿った項目でAIが要約&コピーすることで週報作成時間を短縮したり、AI要約の一覧をBIダッシュボードに入れることで週報ダッシュボードとして活用したり、チームメンバーのアクションを検索し懸念事項をAIで抽出することで、支援が必要な案件を即座に特定したり、といったことが可能になるとしている。
また今後は、これまでにどんな提案活動を行い、その際の課題が何だったのかを瞬時に把握する機能や、同一企業に対する複数の提案の全体像を把握できる機能、顧客がどんなタイプの人物なのかを把握する機能などを実装していく予定。
さらに、活動情報を入力すると、そこからAIがデータを抽出して案件や顧客データの項目を自動更新する機能の開発も計画している。この機能により、現場の営業担当が活動のたびにデータ入力する負荷を減らすとともに、重要なデータが入力されない問題を解消するとのことだ。
