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オージス総研、New Relicとクラウド運用自動化ツールを組み合わせた「AWS監査サービス powered by オブザーバビリティ」

 株式会社オージス総研は10日、New Relic株式会社と、オブザーバビリティプラットフォーム「New Relic」の販売パートナー契約を締結したと発表した。これに伴いオージス総研は、自社のクラウド運用自動化ツール「Cloud Arch」にNew Relicのダッシュボードを組み込んだ統合ソリューション「AWS監査サービス powered by オブザーバビリティ」を提供開始する。

 Cloud Archは、親会社である大阪ガスのAmazon Web Services(AWS)セキュリティ監査基盤の構築実績、およびITシステムの運用実績を生かして、ハイブリッドクラウド環境の一元監視・運用自動化を行うソリューション。クラウドの運用作業、維持管理作業の自動化から、コスト/セキュリティ診断と最適化、システムの統合監視までを行えるという。

 今回発表された「AWS監査サービス powered by オブザーバビリティ」は、このCloud Archに、New Relicによる設定情報監査とダッシュボード機能を加えたもの。AWS Config、AWS CloudTrailを利用した独自セキュリティルールによる監査と、セキュリティダッシュボードによる各システムの対応状況の見える化により、異変の検知やセキュリティルール準拠状況の確認を、全社横断で行いやすくなるとした。

セキュリティルール順守状況をダッシュボードで可視化・分析

 また、利用企業独自のセキュリティルールに対しても柔軟に対応でき、システムのクラウド化をセキュリティ面から支援するとしている。

 さらに今後は、検知したイベントのアラート通知にAIを連動させ、運用エキスパートと同等のレコメンドを提供する機能も提供する予定。オージス総研では、今後3年間で30社への導入を目指して展開するとしている。