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オージス総研、コンテナ技術を生かしたクラウドネイティブ化支援サービスの提供を強化

 株式会社オージス総研は4日、クラウド環境およびオンプレミス環境におけるマイクロサービスアーキテクチャシステムの開発経験に基づき、システムのコンテナ化やクラウドネイティブ化を支援するサービスを強化すると発表した。

 オージス総研では、コンテナオーケストレーションのKubernetesについて、管理団体であるCloud Native Computing Foundation(CNCF)より「Kubernetes認定サービスプロバイダ(KCSP)」を取得済み。また、レッドハットが推進するRed Hat技術認定とセットになったRed Hat Kubernetes Operator Projectにも創立メンバーとして参画しており、アセスメントやテクノロジーのノウハウをもとに、Kubernetesを用いたクラウドネイティブシステムの開発や活用を進めているとのこと。

 こうした実績を生かし、オージス総研では、グループ会社や中堅・大企業を中心としたレガシーシステムのクラウド移行と、移行先でのクラウドネイティブ化を進めるサービスを本格展開する。

 サービスメニューとしては、例えば、グループ企業向けのKubernetes基盤(OpenShift)導入や、Fintechサービスのマイクロサービスアプリケーション基盤導入、製造業の販売系システムにおけるKubernetes導入支援、製造業の流通系システムにおけるKubernetes運用支援などを挙げた。

 なおオージス総研では、これらのサービスを利用すると、Kubernetesに代表されるコンテナオーケストレーション機能の活用により、企業システムは柔軟性の拡大とコスト削減の双方を実現できるとアピールしている。