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SCSKとSCデジタル、Saleforceの導入コンサルティングから運用・定着化までを支援するサービスを提供

 SCSK株式会社とSCデジタル株式会社は25日、顧客のビジネス目標達成を支援するために、Salesforce製品の包括的な支援サービスを提供開始すると発表した。

 Salesforceに関するシステム構築から運用に強みを持つSCSKと、コンサルティング・マーケティング分野に強みを持つSCデジタルとが協業することで、Salesforce製品の導入コンサルティングからシステム構築、運用、活用の定着化まで一気通貫で支援する。

 マーケティング、セールス、サービス、コマース、アナリティクスといった、全てのSalesforce製品について、コンサルティングから構築、運用・活用まで一気通貫で支援する。Salesforceの専門技術者が、企画構想から導入、効率的な活用の定着への支援にとどまらず、顧客情報の分析、可視化や効率的な営業、マーケティング活動などを連動した形で顧客を支援する。これにより、顧客は戦略立案や施策の検討に集中し、組織の本質的な価値創出に専念できるとしている。

 サービスでは、目標達成のためのコンサルティングとして、顧客が抱えるビジネス課題の解決に向けて実行可能な戦略の策定から、実行、振り返りに至るまでの全過程において、一気通貫で伴走支援する。戦略立案、施策検討、実行、結果分析のそれぞれおいて専任者がいるため、クライアントの目的に合わせてチームを編成する。

 必要な仕組みの構築支援では、策定した戦略に基づき実現可能な開発ロードマップを、SCデジタルとSCSKが協力して策定し、ロードマップに沿ってSCSKが開発を進めることで、戦略から開発までシームレスなプロジェクトが実現でき、全体最適に向けた支援を行える。また、SCSKではSalesforceに特化した実績豊富な開発手法とテンプレートを駆使し、効率的かつ品質の高いSalesforceのシステム構築を行う。

 PDCAのための運用・活用伴走支援では、顧客のビジネス成長に向けた戦略を理解した上でPDACサイクルを回し、適宜戦略の見直しをしながら成果を最大化するために伴走する。SCSKの専門チームによる保守・運用業務の実施だけでなく、リリース後の定着化の支援を行うサービスや、Salesforceを安心・安全に活用するための統制ルールのアセットなども提供する。また、SCデジタルにはさまざまな事業会社で活躍してきたマーケターが多数在籍し、顧客の目指すKPI達成に向けて施策を立案し、実行、振り返りといったPDCAサイクルを回し、伴走する。

 支援サービスの価格は個別見積もり。SCSKとSCデジタルでは、2024年度末までに30社への提供を目指す。また、Salesforceの認定資格者数をさらに増加させ、サービス強化を図り、顧客のさらなる業績拡大に向けて貢献するとしている。