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ローコード開発サービス「Accel-Mart Quick」とSaaS型ERP「奉行V ERPクラウド」が連携

営業支援と販売管理がスムーズにデータ連携可能に

 株式会社NTTデータ イントラマートは5月30日、同社が提供するクラウド型ノーコード・ローコード開発サービス「Accel-Mart Quick」と、株式会社オービックビジネスコンサルタント(以下、OBC)のSaaS型ERP「奉行V ERPクラウド」の連携を通じたビジネスを開始すると発表した。

 Accel-Mart Quickは、プログラミング知識がない利用者でも容易に業務用アプリケーションの開発と実行が可能な、クラウド型ノーコード/ローコード開発サービス。多様な業務アプリケーションを内製できるほか、業務特化の機能として営業支援機能(SFA)を備えている。

 一方の奉行V ERPクラウドは、さまざまなサービスやデータとの連携に対応し、AIによる業務の自動化と自由なデータ活用により、生産性向上・経営力強化を実現するSaaS ERPである。

 今回は両サービスの連携によって、奉行V ERPクラウドで展開する会計/販売管理領域で登録した取引先情報や見積・受注情報を、Accel-Mart Quickで展開するワークフロー、SFAと連携できるようになる。これによって、さらに幅広い業務領域でのデジタル化が可能となり、業務プロセス全体の自動化が実現するとのこと。

 また、企業の内製化を素早く促進するノーコード・ローコード開発ツールの利用によって、著しく変化するビジネス環境においても素早くシステム構築でき、業務効率を加速するとした。なお、両サービスの連携は5月より提供開始しており、Accel-Mart Quick単体の契約で永年無償利用できるとしている。

サービス連携イメージ図