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ぷらっとホーム、SyslogサーバーアプライアンスにZabbixへのログ転送機能を追加

Zabbixサーバーの負荷やストレージ消費量を最小限にした監視システムを構築可能に

 ぷらっとホーム株式会社は25日、Syslogサーバー機能を搭載したアプライアンス製品「EasyBlocks Syslogシリーズ」「EasyBlocks Network Reporter」において、オープンソースの統合監視ソフトウェア「Zabbix」へのログ転送機能を、5月21日より提供開始すると発表した。同日にソフトウェアアップデートを提供する予定。

 サーバーやネットワークの監視とログの収集・監視を同時に行うためにZabbixを利用する場合、大量のログを保存蓄積するためにストレージ容量を多く消費するほか、Zabbixサーバーの監視パフォーマンスの考慮も必要になるなど、設計や運用への考慮が必要だったという。一方でログ収集を別のSyslogサーバーで行う場合は、Zabbixを使ったログ監視を行うための仕組みを別途構築しなければならず、構築作業の手間がかかってしまうとのこと。

 そこで今回は、SyslogサーバーアプライアンスであるEasyBlocks Syslogシリーズ、EasyBlocks Network Reporterの新機能として、Zabbixサーバーへのログ転送機能を追加する。この新機能により、Syslogの収集はアプライアンス製品が担い、Zabbixサーバーへは特定の文字列やPriorityに合致したログのみを転送することで、Zabbixサーバーへの負荷とストレージ消費量を最小限に抑えたログ監視のシステムを構築できるとしている。