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ぷらっとホーム、大規模システム向けSyslogサーバーアプライアンス「EasyBlocks Syslog ProLine」を発表

 ぷらっとホーム株式会社は25日、Syslogサーバーアプライアンス「EasyBlocks Syslogシリーズ」の新ラインアップとして、「EasyBlocks Syslog ProLine」を発表した。従来の「EasyBlocks Syslogシリーズ」と比べて、ストレージ容量やCPU・メモリ等のハードウェアスペックを増強しており、大規模システムでの運用に適しているという。価格はオープン。

 EasyBlocks Syslog ProLineは、大規模なシステムでの利用に向いたSyslogサーバーアプライアンス。従来のEasyBlocks Syslogシリーズでも、1TB・2TBのストレージを搭載したモデルが提供されていたが、EasyBlocks Syslog ProLineは標準構成で4TB HDD(RAID 1構成)を搭載しており、サーバーやネットワーク製品といった機器のSyslogメッセージを、大量かつ長期に、安全に保存できるという。

 さらに、CPUやメモリ、ストレージ容量などはカスタマイズ可能で、ストレージのRAIDレベルの変更や、複数筐体を使用したHA構成などもサポートした。

 また、Web UIを装備しており、収集したログの閲覧やIPアドレスの設定、ファームウェアアップデートなどを、コマンドを使うことなく、Webブラウザ上で容易に実行可能。ログの閲覧については、指定の文字列や期間、ログの種類などでフィルタリングでき、異常発生時のログなど、閲覧したいものをすぐに探し出せるとしている。

 なお、VPNなしでリモートから保守・管理を行えるクラウドサービス「AirManage 2」の3年間利用権が付属しているので、遠隔地からの設定変更・アップデート指示等をセキュアな通信で実行可能。設定変更時に3世代前までの設定を自動的にバックアップするので、問題発生時の設定復旧なども迅速に行えるとしている。