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IDCフロンティア、「IDCFクラウド コンテナ」ではてなのサーバー監視サービス「Mackerel」を標準提供

 株式会社IDCフロンティアは17日、マネージドKubernetesサービス「IDCFクラウド コンテナ」と国産パブリッククラウド「IDCFクラウド」で稼働するコンテナを対象に、株式会社はてなが提供するサーバー監視サービス「Mackerel」の標準提供を開始すると発表した。

 IDCフロンティアでは2014年から、IDCFクラウドの利用者が無料で利用できるサーバー監視サービスとして、Mackerelを提供している。今回、監視対象の範囲を拡大し、仮想マシンやロードバランサーに加え、IDCFクラウド コンテナおよびIDCFクラウド上で稼働するすべてのコンテナも、一括で管理・監視できるようになった。

 Mackerelを利用することで、IDCFクラウド コンテナのモニタリング機能と比較して、ミドルウェアのリソース情報を取得して、アラートを上げられるようになる。また、システムの負荷に応じた拡張や縮退など、従来の仮想マシンに加え、コンテナ環境もMackerelで監視することにより、インフラの統合管理や運用が可能となる。

 IDCフロンティアは今後、IDCFクラウドではマネージドRedisサービス「IDCFクラウド CacheDB」への対象範囲の拡大も予定しており、より快適なサービスを目指して機能の追加・改善を続けるとしている。

Mackerel管理画面