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KDDI、国内向けIoT通信サービス「KDDI IoTアクセス」を提供

KDDIのネットワークとソラコムのIoTプラットフォームを融合

 KDDI株式会社は3月29日、法人顧客を対象に、国内向けIoT通信サービス「KDDI IoTアクセス」を提供開始した。

 KDDI IoTアクセスは、KDDIが提供するLTEネットワークサービス、デバイスやアプリケーションの開発・保守運用と、ソラコムが提供するIoTプラットフォームを融合することで、一気通貫でIoTサービスを提供する。

 また、ソラコムのIoTプラットフォームを活用したKDDIのIoT向け国際ローミングサービス「グローバルIoTアクセス」とサービス基盤を共通化したことで、開発・維持費用を削減し、低価格を実現した。

サービスの構成イメージ図

 ソラコムのIoT回線管理プラットフォーム(ユーザーコンソール)をユーザーインターフェイスとして、KDDIネットワークを利用することが可能。ソラコムのユーザーコンソールでは、通信回線の利用状況の確認や回線追加、解約などの一括管理が可能なほか、保守運用に関する問い合わせもユーザーコンソールで完結する。また、各機能はAPIで提供しているため、顧客のシステムとスムーズに連携できる。

 ソラコムが提供する豊富なオプションサービスにより、顧客に最適なサービスの組み合わせを実現。KDDIが提供するネットワークサービス「KDDI Wide Area Virtual Switch 2」および「KDDI Wide Area Virtual Switch」に閉域網接続が可能なため、セキュアな環境で利用できる。

 料金プランと価格(税込)は、「従量制プラン」は基本料金が165円、データ通信量が1MBごとに1.1円。「30MBプラン」は基本料金が198円、超過通信量が1MBごとに0.99円。「500MBプラン」は基本料金が462円、超過通信量が1MBごとに0.88円。初期費用は各プランとも990円。