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クロスキャット、AIを活用した新サービス開発に向けDX推進室を新設

 株式会社クロスキャットは14日、AIなどの先端ITを活用したさらなる新サービス開発、社内外のDX推進に向けて、4月にDX推進室を新設すると発表した。

 クロスキャットでは、独自のフレームワーク「CC-Dash」を活用して顧客のDX推進を支援しており、最近では各企業で取り組みが活発化するAI利活用のニーズに対応するため、AI新サービス「CC-Dash AI」を開始するなど、AIソリューションを強化している。

 CC-Dash AIは、AIの利活用を検討している顧客に対し、コンサルティングサービス、PoCサービス、テクニカルコンサルティングサービスの3つのメニューを提供するサービス。企業が、社内にAI開発の技術者やデータ分析担当者がいないことから、「AIを活用したいが、何から始めればよいか分からない」「データ分析方法が分からない」といった課題を解決する。

 さらに直近では、AIによって店舗の商品需要量や在庫量などを予測する新サービスとして、「小売業向けCC-Dash AI」を新たに提供するなど、サービスラインアップを拡充している。

 クロスキャットでは、新設するDX推進室では、新卒スペシャリスト採用のデータサイエンティストをはじめ、社内の高度IT人材が中心となって研究開発に取り組む予定と説明。ここでは、AIで音源分離と音声変換を一括で行う「音声コンテンツ生成システム」の開発も引き続き行っていくとしている。