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クロスキャット、オンプレミスのVMware環境をOracle Cloudへ移行するサービス

 株式会社クロスキャットは23日、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進支援フレームワーク「CC-Dash」の新サービスとして、オンプレミスにあるVMwareの仮想サーバーをOracle Cloud環境へ移行する「Oracle Cloud VMware Solution(OCVS)構築支援サービス」を提供開始すると発表した。

 「OCVS構築支援サービス」は、オンプレミスで運用しているVMwareの仮想サーバーをそのままOracle Cloud環境へ移行するサービス。クラウド環境向けに大幅な設計変更をすることなくクラウドリフトを実現し、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)上で、これまでと同じ操作方法のままVMware製品のツールを利用することができる。

 具体的には、設計書、手順書、テスト項目表などのドキュメント作成から、移行先となるOCVS基盤の構築、移行ツール(Veeam、Zerto)もしくはStorage vMotionを用いた移行環境の構築、移行時の設定作業、実際の移行作業と環境切り替えの実施、移行確認の立ち合いまでをワンストップで対応する。

 またオプションとして、可用性や性能・拡張性、運用・保守性、移行性、セキュリティなどの各種要件定義の検討、バックアップ環境の構築、DR環境の構築などのメニューも用意した。