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メシウス、ノーコード/ローコードでの帳票開発機能を強化した「ActiveReports for .NET 18.0J」を提供

ActiveReports for .NET 18.0J

 メシウス株式会社(旧社名:グレープシティ株式会社)は14日、.NET帳票開発用コンポーネント「ActiveReports for .NET」の新バージョン「ActiveReports for .NET 18.0J」を4月10日にリリースすると発表した。

 ActiveReports for .NET 18.0Jでは、マイクロソフトが2023年11月にリリースした最新の.NET 8に対応した。これにより、開発されたアプリケーションのパフォーマンス向上やセキュリティ強化が期待されるとしている。

 Web上で帳票の新規作成や変更を行うデザイナアプリケーションを開発できる「Webデザイナ」コンポーネントについても、機能強化を実施。帳票作成でよく利用される「会社ロゴ」「定型文」「売上のチャート」といったアイテムを部品化できる、「レポートパーツ」機能を追加した。

 また、Webデザイナ上の操作メニュー(レポートコントロール)について、表示と非表示をカスタマイズできる機能を追加するとともに、帳票に配置したアイテムのサイズや位置をまとめて調整できる「レイアウトツールバー」を追加した。これらの機能により、帳票作成が簡略化され、システム利用者がノーコードで帳票の作成が可能になる。

 クラウド環境のサポート拡充では、新たに大手クラウドベンダー4社のFaaS(Function as a Service)である、「AWS Lambda」「Azure Functions」「Google Cloud Functions」「Oracle Cloud Functions」をサポート。また、PaaS(Platform as a Service)のサポートに、「AWS Elastic Beanstalk」「Google Cloud App Engine」の2つのサービスを追加した。

 ActiveReports for .NET 18.0Jの価格(税込)は、1開発ライセンスが39万6000円、コアサーバーライセンスが16万5000円。