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サイバートラストとデージーネット、CentOSからAlmaLinuxへの移行支援サービスを提供

 サイバートラスト株式会社は26日、株式会社デージーネットと協業し、CentOS Linux(以下、CentOS)からAlmaLinux OS(以下、AlmaLinux)への移行支援サービスを提供開始すると発表した。

 この「CentOS 移行支援サービス」は、2024年6月末にサポート期間が終了するCentOS 7や、すでに終了しているCentOS 6、CentOS 8を、後継OSの1つであるAlmaLinuxに移行し、移行後もセキュアで安定した運用ができるようにAlmaLinuxのサポートを提供するもの。

 現行システムの概要調査、各種システムの分析、利用企業へのヒアリング、システム全体の課題の洗い出しなどをを行うことで、現行システムとバージョン差異がある場合でも従来通りにシステム利用ができるよう、CentOSからAlmaLinuxへの移行作業を支援する点が特徴という。

 また移行後は、AlmaLinuxのパッケージアップデートやセキュリティパッチ、日本語による技術サポートを提供することにより、最長16年間の長期にわたって安定したLinuxシステム環境の運用を実現するとしている。

 なおサービスの提供にあたっては、Linux/OSS(オープンソースソフトウェア)を利用したシステムの構築・保守、移行コンサルティングなどの実績を持つデージーネットがシステムの移行支援を、独自の修正パッケージとテクニカルサポートを提供する「CentOS 延長サポート」などにより、安心・安全なLinux 運用を実現する支援をしてきたサイバートラストが移行後のOSに関する技術サポートを、それぞれ担当するとのことだ。