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SaaS一元管理ツール「BUNDLE by freee」、設定ミスによるインシデントを防止する新機能を提供

 フリー株式会社(freee)は19日、SaaSを一元管理するサービス「Bundle by freee」において、SaaSの設定ミスを防ぐためのリスクチェック機能を提供開始すると発表した。

 Bundle by freeeは、SaaSアカウント管理の効率化を支援するソリューションで、SaaSのアカウント発行や削除、アカウントの棚卸し作業を自動化できるという。また、外部共有したままのファイルやフォルダの棚卸しも自動化可能なほか、アカウント管理に必要となる人事データの統合機能も搭載している。

 このBundle by freeeでは、現在、約200種類のSaaSを管理可能となっているが、近年、企業におけるSaaS利用数が伸びるとともに、SaaSから生じるインシデントもあわせて増加しているとのことで、こうした課題を解決するため、今回は各SaaSの設定ミスを防ぐためのリスクチェック機能を搭載した。

 具体的には、「特権管理者アカウントが4つを超えている」「特権管理者アカウントが複数ある」「一般アカウントの2段階認証設定が未設定である」「管理者アカウントの2段階認証設定が未設定である」「30日間ログインがないアカウントがある」といった項目について、アラートを出せるという。

 なおリスクチェック機能は、まずGoogleworkSpaceを対象として提供されるが、今後は対象となるSaaSの拡大、チェック項目の拡大などを行っていくとのことだ。