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NTTデータ先端技術、AI/機械学習プラットフォームのSaaS版「Dataiku Cloud」を提供

 NTTデータ先端技術株式会社は13日、オールインワンAI/機械学習プラットフォーム「Dataiku」について、SaaS版となる「Dataiku Cloud」の取り扱いを開始したと発表した。

 Dataikuは、40種類以上のデータソースへの接続から、データの準備、AIや機械学習モデルの構築に加え、分析アプリケーションの開発と運用までをひとつのソリューションとして統合した、オールインワンのAI/機械学習プラットフォーム。

 NTTデータ先端技術はこでまで、Dataikuのクラウドインストール版、オンプレミスインストール版を提供してきたが、顧客によってはシステム基盤の導入・運用コストや、初期構築にかかる期間などが障壁となり、導入を断念するケースもあったと説明。新たに、SaaS版のDataiku Cloudをラインアップに追加したことで、こうした顧客の課題にも対応するとしている。

 Dataiku Cloudは、Dataikuの機能はそのままに、導入までのコストを抑え、初期構築期間を短縮できる。最新のクラウドデータスタックに対応し、Snowflake、Databricks、Amazon Redshift、Google BigQueryなどのビルトインのデータコネクタや、事前に構築された統合のための機能を利用して、最新のクラウドプラットフォームのアジリティを活用できる。

 顧客のデータを接続し、使いやすい視覚化されたデータ準備の機能や自動機械学習(AutoML)、ビジネスのための統合レポートや視覚化ダッシュボードなどが利用できる。サーバーの管理、アップグレードなどは、Dataikuがすべて対応。日本語GUIが利用できる、1月31日にリリースされた最新版のDataiku V12.5が利用できる。

 NTTデータ先端技術は、顧客のビジネス状況に合わせて最適な製品提案を行うとともに、Dataikuとその周辺のデータ蓄積・分析基盤を含めたシステムをワンストップで提供することで、Dataiku関連ビジネスにおいて、2026年までにまでに累計200ユーザーの獲得を目指すとしている。