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住友電工情報システムのエンタープライズサーチ「QuickSolution」、楽々WorkflowII/楽々Document Plusとの連携を強化
2024年1月31日 06:30
住友電工情報システム株式会社は30日、エンタープライズサーチ「QuickSolution Ver.13.2」を2月1日に販売開始すると発表した。
QuickSolutionは、数百TBまでのフルレンジに対応した、純国産のエンタープライズサーチ(企業内検索システム)。自社運用(オンプレミス)のファイルサーバーなどに加えて、クラウドストレージであるMicrosoft 365やBox、Google ドライブなど、社内外に散在する情報を横断的にファイルの中身まで検索できる。Officeファイルだけでなく、スキャンした画像PDFや写真なども画像OCR検索で簡単に探し出し、組織全体でナレッジマネジメントと業務効率化を進めることで、DXを強力に推進する。
新バージョンでは、住友電工情報システムの電子承認・電子決裁システム「楽々WorkflowII」および文書管理・情報共有システム「楽々Document Plus」との連携を強化した。
楽々WorkflowIIとの連携強化では、楽々WorkflowIIを検索した際のサムネイル/ビューワ表示に対応した。これまでのように、QuickSolutionの検索結果から楽々WorkflowIIへ遷移してファイルを開く必要がなくなり、QuickSolution上で検索結果から探しているファイルをサムネイル表示で確認でき、ビューワでファイルの内容を閲覧できる。
ビューワでは、ヒットしたページを直接開くことができ、ヒット箇所がハイライトで表示されるため、ファイル内の探している情報をピンポイントで確認できる。さらに、検索キーワードにヒットしたページだけをページ送りできるため、サムネイルで確認し、ビューワで参照するというシームレスな操作性により、検索結果の確認を効率化する。
また、検索インデックスの生成対象として、楽々WorkflowII内のキャビネットやフォルダを指定できるようになった。必要な範囲に絞ってインデックス処理を行うことで、システムの消費リソースを抑制、処理時間を短縮でき、QuickSolutionの検索速度や精度を向上する。加えて、部門別や業務別に検索対象を分割することで、目的に応じた柔軟な運用を実現し、より効率的な情報検索が可能になる。
楽々Document Plusとの連携強化では、検索インデックスの生成対象として、楽々Document Plus内のキャビネットやフォルダを指定できるようになった。必要な範囲に絞ってインデックス処理を行うことで、システムの消費リソースを抑制、処理時間を短縮でき、QuickSolutionの検索速度や精度を向上する。