ニュース

フォーティネット、Digital Realtyとのパートナーシップ強化でユニバーサルSASEの利用可能エリアを拡大

 米Fortinetは現地時間5日、米Digital Realtyとの戦略的パートナーシップをさらに強化したと発表した。

 Fortinetでは、このパートナーシップを通じて、既に世界中で100カ所以上の拠点で展開されている、フォーティネットのユニバーサルSASEがさらに拡大すると説明。Digital Realtyのグローバルなデータセンター向けプラットフォーム「PlatformDIGITAL」を活用することにより、顧客にクラウドとオンプレミスの両方にわたるハイブリッド型ITワークフローのセキュリティを確保するとしている。

 今回のパートナーシップ強化は、フォーティネットによるクラウドネットワーク拡大に向けた、継続的投資の最新の事例で、フォーティネットのグローバルな展開をさらに強化するとともに、顧客によるフォーティネットのユニバーサルSASEソリューション導入を加速すると説明。また、両社の連携を通じて、フォーティネットセキュリティファブリックがDigital Realtyのインフラに組み込まれ、欧州、中東、アジア太平洋、南北アメリカを横断したすべてのリージョンでの保護が一層強化され、各組織のハイブリッドワーカーが業務に不可欠なアプリケーションやその他のリソースに、どこからでも、迅速かつ安全にアクセスできるようになったとしている。

 フォーティネットは、SASEビジネスの成長に向け、イノベーションと今回の発表をはじめとする投資の両方から取り組んでいるとしている。最も高度な信頼性とセキュリティを備えたSASEソリューションを世界中に提供するため、目的別に構築され、高度な拡張性を備えたユニバーサルSASE拠点への投資を継続する。また、Google CloudやDigital Realtyをはじめとした、信頼できるパートナーを通じて、自らのクラウドネットワーク拡充を継続するとしている。