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アシスト、OCIのセキュリティ機能「Oracle Cloud Guard」の技術支援サービスを提供

クラウドマネージドサービスでのサポートも提供可能に

 株式会社アシストは14日、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)が標準搭載しているセキュリティ機能「Oracle Cloud Guard」の技術支援サービス、およびサポートサービスを提供開始すると発表した。価格は要問い合わせ。

 Oracle Cloud Guardは、OCI内のさまざまなサービスの設定やアクティビティを継続的に監視し、各リソースの設定に潜む脆弱性や、ユーザーによる不正操作といったセキュリティ上の問題を検出・通知・是正するOCIの標準サービス。

 無償のサービスでありながら、不適切な設定や、セキュリティインシデントにつながるアクティビティを検出するためのルールが事前定義されているほか、ディテクタ・レシピ(検知ルール)が定期的に更新され、新たなセキュリティリスクにも自動で対応するため、運用コストを軽減しながら、自社のクラウドセキュリティを向上させたい企業に適しているという。

 アシストは今回、このOracle Cloud Guardを顧客企業内でスムーズに操作・運用できるように、技術支援サービスを提供する。サービスでは、Oracle Cloud Guardのアーキテクチャから運用方法までを詳細にレクチャーし、顧客企業内でのスムーズな操作と運用を支援するとのこと。支援提供期間は約1カ月を想定している。

 また技術支援サービスの終了後も、日々の運用で発生する課題や不明な点を、Oracle DatabaseとOracle Cloudの両方を1つの窓口で対応するサポートサービス「アシストクラウドマネージドサービス(ACMS)」にて問い合わせ可能にすることで、顧客企業が安全・安心にOCIを利用できるようサポートするとした。