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アシスト、OCI環境向けサポートの対象に「Oracle Cloud VMware Solution」を追加

 株式会社アシストは2日、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)の独自サポートサービス「アシストクラウドマネージドサービス(以下、ACMS)」の対象に、VMwareの仮想サーバー環境をOCIに移行する「Oracle Cloud VMware Solution」を追加したと発表した。

 「ACMS」は、Oracle製品に関する専門知識と経験を持つアシストのエンジニアが、Oracle DatabaseやOracle Cloudのサポートを24時間365日体制で提供するサービス。Oracle Databaseを含むOracle Cloudに関する問い合わせ窓口を一元化して対応できる点がメリットで、各製品観点での切り分けを行い、必要に応じてOracleの各窓口にエスカレーションを行った上で総合した回答を案内してくれるという。

 また、電話、メール、Webのいずれのチャネルでも、時間帯に関わらず日本語にて対応するため、顧客の工数や負担が軽減されるほか、どのチャネルのやりとりでもWebにて一元的に履歴を確認できるとのこと。さらに、各企業の環境を把握した上で最適な回答を案内するため、問題解決の時間を短縮できる点もメリットとした。

 今回はこの「ACMS」にて、オンプレミスと同等のVMware環境をOCIにて動作させることが可能なOracle Cloud VMware Solution向けのサービスを提供開始する。Oracle Cloud VMware Solutionでは、利用企業専用のテナント環境を提供し、顧客が制御可能なネットワーク内にVMware環境を構築して、オンプレミスと同等の管理操作と運用を実現できる点が特徴。

 オンプレミスのVMware環境をそのままOCIへ移行できることから、移行コストと工数軽減の点からも、VMware環境のクラウドリフトを進める上で有力な選択肢として注目を集めており、アシストでは、Oracle Cloud VMware Solutionを含めてOCIの問い合わせ窓口を一元化することで、顧客企業がより安全・安心にOCIを利用できるように支援するとした。