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帳票発行サービス「バクラク請求書発行」、書類の定期作成機能を追加

ルーティン化されている発行業務の自動化を支援

 株式会社LayerXは27日、請求書などの帳票を発行できるクラウドサービス「バクラク請求書発行」において、継続契約における書類の発行を自動化する新機能「書類の定期作成」を提供開始したと発表した。同じ内容の請求書等を毎月作成・送付している企業の業務負荷を軽減し、人的ミスや送付漏れを防ぐとしている。

 バクラク請求書発行は、請求書をはじめとする各種帳票の作成・送付・保存が可能な帳票発行システム。インボイス制度や電子帳簿保存法にも対応しており、帳票発行業務の効率化と法令対応を同時に実現できるという。

 こうしたサービスを利用している企業の中には、月額のサブスクリプション契約や月額の保守契約、顧問料など、「毎月決まった内容で請求書を発行する」運用をしている企業が多いものの、これまでは「毎回前月分をコピーする」「手動で日付を修正する」などの対応が必要だったほか、作成後の送付作業も発生するため、月末月初の繁忙期に業務負担が増大する要因になっていたとのこと。

 そこで公開は、「ルーティン化されている発行業務」を効率化し、送付漏れや作業ミスのリスクも低減するために、事前に設定した内容・スケジュールに従って、書類が自動で作成される「書類の定期作成」機能を追加した。

 定期作成の契約期間、作成頻度(毎月末、隔月など)は自由に設定できるだけでなく、自動作成された書類を、決められたタイミングで自動送付する設定も可能。取引先ごとに異なるサイクルの契約にも、柔軟に対応するとしている。