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PwCコンサルティング、非財務情報の収集と可視化を支援する「価値創造経営プラットフォーム構築サービス」

 PwCコンサルティング合同会社は24日、非財務情報の管理・活用を支援する「価値創造経営プラットフォーム構築サービス」を提供開始すると発表した。

 価値創造経営プラットフォーム構築サービスは、企業に関する情報のうち、財務以外のESG(環境、社会、ガバナンス)情報や、企業の中長期の経営戦略、知的財産情報といった、非財務情報の管理・活用を支援するサービス。クライアント企業の環境にプラットフォームを構築し、既存の情報管理システムと接続することで、非財務情報を集約できる仕組みを提供する。

 具体的には、PwCコンサルティングが企業サステナビリティ報告指令(以下、CSRD)への対応支援、価値創造経営管理の推進支援を通じて蓄積した、非財務情報管理に関する知見を活用し、システム導入時に、非財務情報の洗い出しから感度分析、中長期的な企業活動指標の特定までを行って、構想策定や全体計画の作成を行う。

 また、クライアント企業ごとにカスタマイズし、クラウドを活用したプラットフォームをベンダーフリーでアジャイルに構築し、オンプレミスやクラウド上のデータベース、ERPやSaaS上からCSRDや価値創造経営管理に必要な非財務情報を、そのプラットフォームに集約して可視化するとのこと。

 加えて、構築したプラットフォームの運用に関するトレーニングを行うほか、非財務情報の利活用についてのコンサルティングサービスも提供可能としている。

 なお当初は、クライアント企業ごとにカスタマイズしたプラットフォームの構築を行うが、今後は、PwCコンサルティングが用意したシステム構築テンプレートを活用する、低価格モデルも提供する方針とのことだ。