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ジョイゾー、Sansanの「Sansan Data Hub」とkintoneの連携プラグインを提供 顧客情報のリッチ化を実現

 株式会社ジョイゾーは6日、Sansanの営業DXサービス「Sansan」が持つデータ統合機能「Sansan Data Hub」機能と、サイボウズの業務アプリ構築クラウド「kintone」を連携するプラグイン「Sansan Data Hub連携プラグイン」を提供開始すると発表した。Sansan Data Hubとkintoneの連携により、顧客情報を高い精度でリッチ化しつつ、一元管理することが可能になるという。

 「Sansan Data Hub連携プラグイン」は、データ統合技術を活用してデータを整理・統合し、マーケティング活動などに最適なデータに進化させるSansan Data Hubとkintoneとの連携を、ノーコードで行えるプラグイン。すでにkintone内にレコードとして登録されている会社情報に対して、帝国データバンクや国税庁のデータベースより提供された、精度の高い企業・人物の属性情報が付加され、情報のリッチ化を実現するという。また、これらの追加情報の付加は、Sansan Data Hubによって自動で実行されるため、これまで管理しきれていなかった顧客情報を“使えるデータ”に更新できるとのこと。

 加えて、Sansanに取り込まれた名刺情報をkintone内に蓄積可能で、Sansan内の最新の名刺情報を自動で連携することにより、kintoneにおける顧客情報のデータ入力・更新の作業負荷を大幅に軽減するとした。

 ジョイゾーでは、名刺情報だけでは得ることができない会社規模や財務情報、契約サービスなど、Sansan Data Hubによって取得できる情報が付加されることで、より精度の高いマーケティング施策や営業アプローチを展開できるようになると、そのメリットを説明している。