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Arcserveのイミュータブルストレージ「OneXafe 4500シリーズ」、最大7ノードでのクラスタ構成をサポート

容量拡張の柔軟性と可用性を実現

 arcserve Japan合同会社(Arcserve)は12日、ランサムウェア対策に有効なイミュータブル(不変)ストレージ「Arcserve OneXafe(ワンセーフ)4500シリーズ」の最大容量モデルにおいて、複数ノードでのクラスタ構成のサポートを10月13日より開始すると発表した。

 Arcserve OneXafeは、ランサムウェア対策に有効なバックアップデータ用ストレージ。バックグラウンドで定期的に変更不可能なスナップショットを取得しておくことにより、ランサムウェア攻撃や不正アクセスによってデータを改ざんもしくは削除されてしまっても、スナップショットを用いて正常時の状態に復旧できるという。

 今回はその最大容量モデルにおいて、複数ノードでのクラスタ構成をサポートした。対象となるのは、72TBモデルの「Arcserve OneXafe 4512-216」(10月31日販売終了)と、その後継となる80TBモデル「Arcserve OneXafe 4512-240」(11月1日より販売開始)の2モデル。これまで、Arcserve OneXafeは1台構成での利用となっていたが、利用企業からの要望を受け、2台~7台のクラスタ構成をサポートしている。

 複数のArcserve OneXafeノードでクラスタを構成することにより、バックアップ先ストレージとして運用を行いながら容量を拡張できる柔軟性と、ノードに障害が発生してもサービスを継続できる高い可用性を同時に実現するとのこと。

 なおArcserve OneXafeのクラスタでは、参加するノードの数に比例して使用可能な容量が増加し、Arcserve OneXafe 4512-240の7台構成の場合では、Raw容量が1680TB(240TB×7)、実効容量が560TB(80TB×7)となる。また、クラスタに参加するすべてのノードにおいて、Arcserve OneXafeソフトウェアのバージョンが同じである必要がある。

 価格(税込)は、Arcserve OneXafe 4512-216が1290万円、Arcserve OneXafe 4512-240が1420万円。

Arcserve OneXafe 4500シリーズ