ニュース

ほくでん情報テクノロジー、Webサイトの高速化とセキュリティ向上を実現する「H-IX マネージドCDN/WAF」サービスを提供

 ほくでん情報テクノロジー株式会社が運営するH-IXデータセンター(以下、H-IX)は4日、Webサイトの高速化とセキュリティ向上を実現する「H-IX マネージドCDN/WAF」サービスを提供開始した。

 H-IX マネージドCDN/WAFは、顧客のWebサーバーに対して、AWSのクラウド型CDN(Contents Delivery Network)およびWAF(Web Application Firewall)の機能を提供するサービス。クラウド型サービスのため、稼働中のシステムを極力変えずに導入が可能で、Webサイトの表示高速化やDDoS攻撃およびWebアプリケーション脆弱性への防御が可能となる。

 CDNは、Webサイトの表示高速化とDDoS防御対策機能を提供する。また、メディア掲載やキャンペーンなどによるアクセス集中時にも、負荷分散によりWebサーバーの運用継続が可能となる。

 WAFは、Webアプリケーションの脆弱性を突いた攻撃に対するセキュリティ対策機能を提供する。新たな脅威の攻撃パターンに対応し、必要に応じて顧客自身によるシグネチャ追加が可能。通信遮断時のメール通知機能やログを提供する。

 また、CDN/WAFの稼働状況(攻撃検知状況、アクセス数など)を確認できるダッシュボード、CDN/WAFの動作や障害に対する問い合わせ窓口を提供する。

 サービスは、ハウジングラックやクラウドホスティングサービス契約者のほか、H-IX以外にサーバーを設置している顧客も利用可能。利用のWebシステムに合わせて導入と運用の支援をする。