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ほくでん情報テクノロジー、パブリッククラウドへの閉域接続サービス「H-IXクラウドエクスチェンジサービス」を開始

 ほくでん情報テクノロジー株式会社は20日、同社が運営するH-IXデータセンター(以下、H-IX)において、パブリッククラウドへの閉域接続サービス「H-IXクラウドエクスチェンジサービス」の提供を開始した。

 H-IXクラウドエクスチェンジサービスは、H-IXとパブリッククラウドの接続点がある都内データセンター間を多重化したバックボーン構成からなる閉域ネットワークで接続し、H-IXからセキュアな回線によるパブリッククラウドへの閉域接続を提供するサービス。

 サービスの活用により、企業は自社所有のIT設備とパブリッククラウドの接続が図れるほか、H-IXが提供するプライベートクラウドと組み合わせたハイブリッドクラウド構成や、複数のクラウドを組み合わせたマルチクラウド構成などが利用できる。

 回線については、ギャランティ回線のほか、安価なベストエフォート回線も用意し、ベストエフォート回線は常時トラフィック監視を行い、必要に応じて帯域増強を実施する。札幌-東京間のバックボーンは専用回線(太平洋ルート、日本海側ルート)で多重化され、回線事故や災害に強い構成となっており、H-IX内ラックから構内接続で直結する。また、クラウドとの接続に必要なルーターの設計と運用はほくでん情報テクノロジーが実施し、短時間で閉域接続を提供する。