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Salesforce活用促進ソリューション「SmartVisca」、取引先の与信・反社チェックを迅速に実行する新機能

 株式会社サンブリッジは13日、Salesforceの定着・活用を加速させるソリューション「SmartVisca(スマートビスカ)」において、Salesforce上でスピーディな取引先の与信・反社チェックを可能にする有償オプション機能の提供を開始したと発表した。

 企業活動における、従来の与信・反社チェックでは、商談や協業が発生するタイミングで各業務の担当者から与信・反社チェックの担当者へ依頼が入り、審査を経て業務担当者に戻すといったプロセスを経ていたため、その間は商談や協業を進められない点が課題だったという。

 一方、SmartViscaは、Salesforceの定着と利活用促進を目的とした顧客データ構築・活用ソリューションで、名刺のデジタル化に加え、名刺情報をキーにSalesforceの顧客情報を登録・蓄積・管理でき、顧客データを営業やマーケティングにすぐに活用できるソリューションとして提供されている。

 今回はこのSmartViscaにおいて、与信・反社チェックにおける課題を解決するため、紙名刺やオンライン名刺、メール署名で顧客データを取り込み後、リードや取引先責任者を新規登録・上書き更新し、ボタンをクリックするだけで与信・反社チェックを実行できる機能を搭載した。これにより、営業やアライアンス担当者は業務の手を止めることなく、スピーディかつ安全な取引が可能になるとした。

 具体的には、Salesforceの取引先画面内に表示される「与信チェックを行う」「反社チェックを行う」ボタンをクリックすると、リスクモンスターが提供する500万社以上の独自企業データベースを参照し、法人番号や代表者名などの企業情報をはじめ、倒産可能性を6段階(細分化を含めると9段階)のランクづけにより判別する信用評価指標「RM格付」、法人(商号)/代表者の区分での反社チェック情報(反社警戒/事件事故/行政処分)といったデータを取得できる。

 こうした機能を利用することで、与信・反社チェックにおける業務の属人化や審査のリードタイムを改善すると同時に、信用評価指標の高い取引先には大きく与信をして販売を拡大し、リスクの高い取引先には少額の与信にとどめるといった、データに基づく判断・対応が可能となるとのことだ。

Salesforceの取引先画面で与信チェック
法人/代表者の反社情報履歴を表示