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サンブリッジの顧客データ構築・活用サービス「SmartVisca」、顧客接点を時系列で可視化する「タイムライン」機能を提供

メッセージやラベルの英語表示にも対応

 株式会社サンブリッジは13日、Salesforce一体型顧客データ構築・活用ソリューション「SmartVisca」において、機能アップデートを実施したと発表した。SmartVisca画面の英語表示対応、顧客接点を時系列で可視化する「タイムライン」機能の提供などが行われている。

 SmartViscaは、Salesforceの定着と利活用促進を目的とした顧客データ構築・活用ソリューション。スキャナーやモバイル端末のカメラによって名刺情報をデジタル化し、Salesforceのリードや取引先責任者として簡単に一括登録できるという。また、単に名刺を管理するだけでなく、対面からオンラインまでのさまざまな顧客データを、SmartViscaを通してSalesforceに登録・更新することも可能で、顧客データの正確な蓄積を実現するとともに、Salesforceの利活用を促進できるとのこと。

 今回の機能強化では、ユーザーのSalesforce環境における言語設定が日本語以外の場合、SmartVisca画面におけるメッセージやラベルを英語表示するようになった。オンライン名刺交換に関しては、相手がSmartViscaを利用していない場合でも、手軽な操作でプロフィール交換を行えるという。サンブリッジでは今回の英語対応により、グローバル企業や海外と取引がある企業の名刺共有、顧客情報の蓄積や活用を促進するとアピールしている。

 なお、この機能はPC・モバイルの双方に対応。名刺スキャンに使用されるアプリ「ScanApp」については、Windows版は英語対応済み、Android版は10月中に英語対応する予定とした。

SmartVisca画面:日本語表示時
SmartVisca画面:英語表示時

 また、ユーザープロフィールの会社名に関して、ユーザーが自身のプロフィール編集画面から任意で変更できるようになった。これは、グループ企業でSmartViscaを利用している場合に、「会社名の欄を親会社名ではなく自社で変更できるようにしたい」といった要望に応えて実装されたもので、SmartViscaの管理者が変更許可の設定を行った場合に利用可能になる。

 このほか、すでに提供している「つながり」と「社外プロフィール取得履歴」の両機能を統合し、タイムライン機能として提供する。同機能では、顧客と名刺交換をした社内メンバーと、当時の名刺データを、紙の名刺、オンライン名刺などのデータソースタイプごとにタイムライン形式で表示できるとのことだ。

タイムライン機能